大阪(梅田)結婚相談所 kotopuro 代表 岩田です。
婚活を始めようと思った時、さて、実際に行動を起こすには、何から始めるたら良いかわからない方も多いです。
今回は、「結婚相談所」と「マッチングアプリ」を比較して、それぞれのメリットとデメリットについてまとめてみました。
これから、婚活を始めようと思われてる方、既に婚活中の方も、ぜひ参考にしてください。
結婚相談所とマッチングアプリを比較すると
まずは、結婚相談所とマッチングアプリの違いを大まかに比べてみます。
結婚相談所 | マッチングアプリ | |
成婚しやすさ | ・結婚に対する意識は高い、本気 | ・結婚に対する意識は低め ・出会うことが目的 |
費用 | ・入会金・月会費・成婚料 1年間活動すると約45万円くらいが相場 | ・男性は月額3,000円~4,000円 ・ただしオプションや追加料金が発生 |
出会える人数 | ・相談所により申込可能人数が異なる | ・マッチングはしやすい |
活動ペース | ・自分のペースでできる。 ・お見合いの調整は相談所に任せられるので楽 | ・自分のペースでできる ・マッチング後、自分で調整する必要がある |
単純な比較表にはなりますが、そもそも婚活の目的をどこにするかで、活動場所を選ぶ必要があります。
結婚が目的なら、費用がかかっても「結婚したい本気の人」がいる結婚相談所の方がおすすめです。
以降は、それぞれのメリット・デメリットを詳細に説明していきます。
マッチングアプリのメリット
マッチングアプリのメリット
お気軽に始められる
マッチングアプリは結婚相談所に比べると気軽に始められることが、一番のメリットでしょう。
本人確認は免許証があれば写真データを送信するだけで可能です。
また、プロフィール写真も自撮りでも良いので、わざわざフォトスタジオで撮らなくても良いです。
その一方で、結婚相談所では
・本人確認書類(運転免許証・パスポートなど顔写真付きのもの)
・年収証明書(源泉徴収票・確定申告書など)
・学歴証明書(卒業証明書・卒業証書など)
・独身証明書(本籍地の役所でのみ発行可能)
・各種資格証明書(国家資格のみ)
上記の公的書類の提出が必要なため、活動開始前に少し時間と手間がかかります。
役所や卒業校へ郵送で請求・返送してもらえますが、1週間から10日間程度はかかります。
そのため、マッチングアプリの方が気軽に始められます。
周りに利用者が多い
最近はマッチングアプリも様々な仕様のものが増え、変な先入観がなくなったこと、出会いの機会が少なくなったことなどの背景も伴い、利用者は大幅に増えています。
テレビで、マッチングアプリが紹介されたり、WEB上でも経験談をブログにする人がいたり、露出も多くなりました。
そのため、周りの友達にもマッチングアプリの利用者も多いのではないでしょうか。
困った時に友人に相談しやすいことはメリットになるでしょう。
費用が結婚相談所よりも安い
単純に比較をすると、月額の使用料金を比較しても結婚相談所よりもマッチングアプリの方が費用は安いです。また、入会金や成婚料も必要がありませんので、まとまったお金がなくても始めることができます。
マッチングアプリの種類にもよりますが、通常は月額3,000円~4,000円程度です。
一方で、結婚相談所での活動は月額10,000円~20,000円くらいと、入会金約10万円 成婚料約20万円が別に必要です。
結婚相談所 | マッチングアプリ | |
月会費 | 月額 10,000円~20,000円 | 月額 3,000円~4,000円 |
入会金 | 約10万円程度 | 不要 |
成婚料 | 約20万円程度 | 不要 |
マッチングアプリのデメリット
マッチングアプリのデメリットは次のとおりです。
相手の情報が本当に正しいかどうかわからない
マッチングアプリは本人確認がありますが、それ以外の情報が正しいかどうかはわかりません。
例えば、
- 相手が本当に独身がどうかわからない
- 相手に離婚歴があるかどうかわからない
- 相手に子どもがいるかどうかわからない
このような情報は結婚するにはとても重要な情報ですが、マッチングアプリではこの確認はマッチングした後で、自分でお相手に確認をする必要があります。
他にも、
- 学歴
- 職業
- 家族構成
なども 結婚するには必要な情報ですが、デリケートな情報でもあるので直接聞くには、少し交際が続き信頼関係ができてからというような気持ちになってしまいます。
結婚に対する本気度がわからない
マッチングアプリは月額3,000円~4,000円程度で利用できます。
また、結婚相談所のように、入会前にカウンセラーと面談する必要も、提出書類の準備も不要です。
簡単な本人認証さえあれば利用できるため、相手の結婚に対する本気度はわかりません。
「恋人探し」や「いい人がいたら結婚したい」という気持ちの人もいます。
せっかくマッチングしても、結婚に対する温度差に違いがあると、それぞれの目的が異なるため交際に発展する確率は低くなります。
マッチングしてからも本当に会えるかわからない
マッチングアプリはお互いの「いいね!」でマッチングが成立します。
同性のライバルが多数いる中で、「いいね!」をもらわなければいけません。
また、マッチングしたとしても、それで会える保証はなく、そこからメッセージの交換が始めるので、メッセージ交換だけで終わる可能性もあります。
また、出会う約束をしても、当日必ず会えるかも未知数です。
(ドタキャンもたくさんあります)
結婚相談所のメリット
結婚相談所のメリットは次の通りです。
結婚に対する本気度が高い
結婚相談所は「結婚したい」と思って入会をするところなので、入会している人の本気度が高いです。
また、入会する際には、
・月会費(10,000円~20,000円)の支払い
・入会金や成婚料の支払い
・独身証明書や年収証明書など、各種証明書の提出
など、お金や書類の準備が必要です。
そのため、中途半端な気持ちの人が殆どいません。
結婚に対する本気度が高いから、成婚率も自然と高くなります。
アドバイザーなどのサポートがある
結婚相談所では、アドバイザー(コンサルタント、カウンセラー、担当者などと 相談所により呼称が異なる)に婚活に関するお悩みや相談ができます。
例えば、
- 結婚観の明確化
- 自分磨きの方法
- 婚活に関するフィードバック
- お相手への気持ちの橋渡し
など。
恋愛経験が少ない人にとっては、いつでも相談できる人がいることはとても心強いです。
婚活は1人でするものですが、プロのサポートがあることで、スムーズに進めることが可能になります。
婚約までサポートしてくれる
結婚相談所(仲人型/IBJ加盟店)だけの特徴の一つとして、成婚退会は婚約(プロポーズ)とされています。
出会うだけで結婚ができるのであれば、もっと簡単に結婚はできるはずです。
しかし現実は、出会うだけでは結婚までできないことが殆どで、出会ってから交際を続けて結婚に至るまで、ある程度の期間が必要になります。恋愛結婚の場合は、この期間が平均4年程度という統計もあり、交際期間が10年以上あって結婚するカップルもあります。結婚相談所では、交際のルールや仕組みがしっかりあるので、結果がでない交際をだらだら続けることもなく、この交際がダメなら、さっさと終了して次の交際に注力することができます。恋愛経験が少ない人でも、お見合いから交際、婚約までサポートがあるから安心できます。
結婚相談所のデメリット
結婚相談所のデメリット
マッチングアプリより出会えない
結婚相談所に入会されくる方は、マッチングアプリではうまくいかなった。というアプリ経験者が多いです。
アプリ経験者からよく言われることに、「アプリより出会えない」ということがあります。
結婚相談所に入会をされている人が、みんな結婚に対して本気度が高いため、プロフィールをしっかり読んで、お見合いを受ける受けないと検討されたり、そもそも最初に条件を決めている人もいたり、と本気度が高いからこそ、出会うより先に相手のことを見極める人が多いからです。
費用がかかる
結婚相談所は入会金、月会費、成婚料が必要になります。
上記でも書いていますが、マッチングアプリと料金の違いは次のとおりです。
結婚相談所 | マッチングアプリ | |
月会費 | 月額 10,000円~20,000円 | 月額 3,000円~4,000円 |
入会金 | 約10万円程度 | 不要 |
成婚料 | 約20万円程度 | 不要 |
この表からもわかる通り、マッチングアプリの方が費用としては断然安いです。
結婚相談所が高いのは、プロのアドバイスやサポートの費用になります。
高い費用を払って入会するから、結婚への本気度も高く、また経済的にも安定しているという見方もできます。
証明書などの提出書類の準備が面倒
結婚相談所は、入会時に証明書等の書類の提出が必須となります。
必要書類は以下と通りです。
・本人確認書類(運転免許証・パスポートなど顔写真付きのもの)
・年収証明書(源泉徴収票・確定申告書など)
・学歴証明書(卒業証明書・卒業証書など)
・独身証明書(本籍地の役所でのみ発行可能)
・各種資格証明書(国家資格のみ)
手元にある書類もありますが、
独身証明書は本籍のある市区町村から取り寄せる必要があります。
また、大学等の卒業証書が手元にない場合も、卒業校から卒業証明書を取り寄せないといけません。
結婚相談所とマッチングアプリ おすすめはどっち?
ここまで、結婚相談所とマッチングアプリを比較して、それぞれのメリットとデメリットを紹介してきました。
では、最後にそれぞれに向いている人の特徴をまとめてみます。
マッチングアプリに向いている人
マッチングアプリではプロフィール写真やスペックでアプリ内の同性と比較をされる形になります。
アプリの中で自分の気になった人とマッチングするためには、プロフィール写真や自己紹介文欄で目立つ必要があります。どうしてもスペックが高い、イケメンに人気が集中してしまいます。
また、マッチングした後も積極的に自分からアピールをしないと、マッチングしたのに会えないということにもなり、恋愛経験が少ない人はこのあたりが上手くできないので、不利になります。
結婚相談所に向いている人
結婚相談所は結婚に対する本気度が高い人が多く、お互いの条件にマッチングした人と出会えます。
事前にプロフィールを知ることができるため、自己アピールが苦手な人でも婚活を進めることが可能です。またサポートをしてくれる結婚相談所を選ぶことで、婚活中のさまざまなお悩みや相談もできます。
結婚相談所でのルールに複数交際可能というものがあり、効率的に婚活を進めることができるのも大きな特徴です。
マッチングアプリのように、マッチ後は自分たちで交際を進めるのではなく、相談所の担当者が間に入るため、個人情報保護もしっかりとされていたり、出会い、交際、婚約までサポートしてもらえるので、実は婚活初心者にとって、最初の婚活こそ 結婚相談所の方がおすすめです。
まとめ
婚活を始めるにあたって、結婚相談所とマッチングアプリはどちらいいのか?という疑問に答えてみました。
結論は、それぞれにメリット、デメリットがあり、向き不向きがあります。
ですが、結婚を目的として本当に婚活をするのなら、費用は掛かりますが、環境面では結婚相談所の方が断然良い結果につながると言えます。
まずは、行動をしてみること。何もせずに時間だけが過ぎていくほど、もったいないことはありません。
まずは一歩を踏み出してみましょう。
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